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Senior Voice

仲間がいるから、安心できる

薫英の中高一貫教育は、いろんな「好き」や「やりたい」が見つかる、とっておきの6年間になります。
中学の『国際・進学コース』から、自分の未来を見据えて、高校のそれぞれのコースを選択した先輩たちが語る“薫英のいいところ”をご紹介します。

VOICE 01:勝間田 菜那さん

将来の夢を叶えるために、1年間の留学を決意


進学か留学かで悩みましたが、外交官やCAなど英語を使った仕事がしたいという将来の夢を叶えるため、「留学」を選びました。ニュージーランドのパーマストンノースで現地の方と交流を深めることができた1年間を通して、英検への関心も強くなりました。帰国後の英検の勉強は大変ですが、みんなで団結しながら頑張っています。これからも異文化に触れ、いろんな国のことを知っていきたいです。

VOICE 02:平井 美帆さん

テストの点数UPにもつながった、3ヵ月の短期留学


もともと海外留学に興味があり、3ヶ月間の短期留学を選びました。まだ話すことは苦手ですが、留学を経験したことでリスニングの能力は上がり、テストや検定の点数も良くなりました。英語進学コースは、他のコースより英語の授業が多く学べます。生徒会副会長の役目を頑張りながら、英検準1級の取得を目指しています。

VOICE 03:丸石 結友さん

英検も漢検も生徒会活動も、このコースなら


中2から始めた生徒会活動を続けたくて、留学は大学生になってからの目標と決め、勉強も両立できる文理特進コースを選びました。英検だけでなく、漢検の取得にも熱心で、英語以外のたくさんの教科が学べることが魅力です。もとから「英語は好きな方」と思っていましたが、薫英に来て「やっぱり英語が好きだ」と実感しています。

VOICE 04:伊藤 乃々香さん

進学先|京都府立大学文学部和食文化学科1回生

2021年 国際科・SAコース(現:国際特進コース)卒業

私には幼い頃から世界に飛び出してみたい、英語を使って仕事がしたいという夢がありました。そんな時、担任の先生が「英語を頑張ってみたいのなら」と薦めてくださったのが薫英でした。また、知り合いの薫英O Gの方が「とても良い学校ですよ」と薦めてくださり、入学を決めました。

在学時、苦手だった英文法の授業には特に力を入れました。教科書はボロボロになるまでやり込み、わからない用法は納得するまで先生に質問しました。薫英は先生との距離が非常に近く、いつも快く教えてくださいました。

英検前になると放課後に『英検取り組み』があり、クラスメイトと単語の記憶量を競争し合ったり、先生から合格のコツを伝授していただけたりします。私が準一級に合格した時には、仲間が自分のことのように喜んでくれました。同じ目標に向かって競い、励まし、喜び会える仲間、そして徹底的にサポートしてくださる先生方がいる薫英の環境は、まさに勉強に最適だったと、卒業後改めて感じています。

現在、私は和食文化学科という少し珍しい学科に在籍しています。英語と同じくらい興味のあった日本の伝統文化について、食の観点から研究できる面白さに惹かれ、入学しました。卒業後は日本の伝統文化・産業に携わる仕事に従事しながら、その魅力を薫英で身に付けた英語力で、海外の方に発信できるような活動をしたいと考えています。

VOICE 05:辻川 依布記さん

進学先|上智大学外国語学部英語学科
就職先|株式会社阪急阪神百貨店

2014年卒業 国際科・SGコース(現:国際・進学コース)卒業

薫英には、クラスで団結して文化祭や体育祭などの行事に取り組む習慣があります。そこで同級生と話し合いを重ねながら一つの目標に向かって切磋琢磨することで、チームで本気で取り組む楽しさを学びました。また、勉強面では定期的に英検合格を後押ししてくれる手厚いサポートがあったため、高校を卒業するまでに、英検準一級を取得することができました。

 在学時のニュージーランド留学は、自分自身の性格を大きく変えるきっかけとなった、私にとって大切な経験です。留学期間中には、周りの会話が理解できなかったり、授業についていくことが難しかったり、沢山辛い思いをしました。しかし留学中、毎月届く担任の先生からの学級通信や集会で、クラスメイトの頑張りを常に感じることができたからこそ、約1年間諦めずに留学を終えることができました。

 高校卒業後の進路は、英語に強い上智大学外国語学部英語学科を選びました。挑戦する意欲を全力でサポートしてくださる薫英の先生方や、何事にも前向きに、一緒に頑張ってくれるクラスメイトの支えがあったからこそ、無事希望の大学に入学できたのだと思います。

 大学卒業後は、株式会社阪急阪神百貨店に入社しました。現在は阪急うめだ本店、店舗事業計画部に所属し、主に阪急うめだ本店のサステナビリティを推進する仕事をしています。ここでも、薫英で培ったチームで物事を推進していく力が役に立っています。

 今振り返ると、薫英での学校生活は、皆が前向きに努力しお互いを高め合えるとても魅力的な環境でした。薫英で本気で取り組むことの素晴らしさを学ぶことができたからこそ、今、仕事でハードルの高そうな課題に直面したとしても、前向きに挑戦することができているのだと思います。薫英での経験は、卒業後もずっと自分自身を奮い立たせてくれる、かけがえのない特別な経験となっています。

VOICE 06:武長 琴美さん

進学先|東京女子大学現代教養学部国際社会学科卒
就職先|株式会社太平エンジニアリング

2011年 普通科・文理コース(現・文理特進コース)卒業

薫英の魅力は、全力で頑張れる環境があることだと思います。

行事はもちろん、日々の小テストや英検などにも学校全体で取り組むことで、その環境は生まれています。クラスでは、行事や学習の目標を達成するにはどうすべきかを話し合う場面がたくさんありました。そこでは意見を出すことが苦手な人も、寄り添える仲間とサポートしてくださる先生方のおかげで、その話し合いに積極的に参加できました。それらは私自身にとっても、人に伝えるための話し方や、多様性を受け入れる姿勢が身に付く、大きな学びであったと感じています。

小学生の頃にイラク戦争が起きたことから国際情勢に興味があり、大学では国際関係を専攻しました。理論ではなく実態や行動から認識を作るというアプローチが、高校時代に実感した多様性の認識に通じたことから、人類学のゼミに所属し、物事を捉える新しい視点を得ることができました。

社会人になった今も、秘書としてスケジュールやメンバーの調整、各種手配などを行う中で、より良い状況を作り出せるよう多角的な視点で考えるという、薫英で学んだことが仕事に生きています。私の判断がビジネスの成果に影響してしまう可能性があり、プレッシャーもありますが、唯一無二の人材になることが今の目標です。

VOICE 07:林 真有さん

進学先|関西大学文学部総合人文学科

2020年 国際科・SGコース(現:国際・進学コース)卒業

私は中学校から6年間、薫英で学びました。私が薫英に進学したきっかけは、二つあります。一つは、クラブ活動です。私は幼稚園の時からバトントワリングを習っていました。志望校を決める際に、薫英にバトン部があることを知り、それが受験するきっかけとなりました。二つ目は、留学制度です。薫英は、中学・高校で留学ができる制度があり、英語に強い学校で知られています。でも、薫英の魅力はそれだけではありませんでした。卒業した今は、薫英に入学していなかったら今の私はないと断言できます。

在学時に頑張ったことは、クラス委員と英語の学習です。中学2年の時、初めて三役というクラス委員を務め、それを高校3年生まで続けました。クラスをリードするのはとても難しいことでしたが、その分良い経験となり、私の強みになっています。英語の学習としては、在学中に1年間の留学を経験し、帰国後も英語力の維持に努めました。日常の中でも、スマホの言語設定を英語にしたり、洋楽や洋画を嗜んだりと、日常的に英語で考え、話すよう心掛けていました。これは今でも続けて取り組んでいます。

薫英は、楽しくアットホームで、一人一人が成長できる学校だと思います。もし何か問題が起きたとしても、先生は放置せずに話し合いの時間を設けて下さったり、相談にのってくれたり、一人一人に向き合ってくれました。学業でも、ついていけない子が置いていかれるということもなく、サポートがしっかりしていました。先生に相談しやすい、というのも薫英の良さだと思います。在学中、先生と話す時間が大好きで、放課後によく話しかけに行っていました。私にとって、薫英は第二の居場所です。

VOICE 08:福原 ひよりさん

卒業後にも活かされる留学体験

英語力と自己表現力が私の強み

進学先|慶応義塾大学 法学部 法律学科

就職先三井物産株式会社 フィナンシャルマネジメント第一部鉄鋼製品FM室

2015年卒業(現:国際科 国際・進学コース)

「比較的早い時期に長期留学が経験できる」ことと「一人で勉強しない」というメッセージを説明会で耳にした時、強く心に響いたことが入学のきっかけです。今でも忘れられない薫英での思い出は、何度も練習を重ねて文化祭のダンスを完成させた時の感動や達成感です。ニュージーランドへの長期留学では、英語力だけでなく、知らない土地で現地の人々と関わる経験を通じて、自己表現力を培うことができました。その経験が就職活動の自己PRにも活かされたと思います。進路選択では、先生方に親身に寄り添っていただいたことで、結果的に一番行きたいと思える大学を選択できました。常に仲間と一緒に学ぶことができたので、辛い受験の日々も諦めることなく、むしろ楽しんで勉強することができました。

大学では、教育系スタートアップ企業でのインターンシップとフィリピンでのボランティア活動を通して、自分の可能性を広げることに努めました。さまざまなセミナーを聞いたり、現地の子ども達向けの職業体験イベントや就職サポートを行ったり、ゼロから物を作ったりと、本当に貴重な経験ができました。薫英の魅力は、問題があっても自分たちで話し合い、解決に向けて取り組む経験が学校生活の中に組み込まれていることです。勉強だけでなく、社会人になっても通用する人間関係を構築する力や課題解決能力を得ることができたことは大きな財産です。 将来的には、海外の関係会社にCFOやマネジメント層として出向し、働くことが目標です。

VOICE 09:菅野 涼さん

目標に向かって充実した毎日

「がんばる姿」を応援してくれる学校

進学先|大阪教育大学 教育学部
グローバル教育専攻英語コミュニケーションコース

2020年卒業(現:普通科 文理特進コース)

姉の影響で薫英の受験を決めました。実際の学校生活は、女子校でしか経験できない楽しさがあり、自分達で声を掛け合いながらクラス全員でがんばる方針で、私にはピッタリな学校でした。高校は「文理特進コース」に進み、大学進学に向けて3年間勉強しました。充実した毎日の中でも一番の思い出は、五科クラブ(学習クラブ)の合宿です。「限界まで勉強してみる」という経験はその日しかできない貴重な時間だったと思います。わからないことを先生方にたくさん質問しましたが、いつも親身になって指導してくれたので、くじけそうな時もがんばることができました。夕食時には、先輩のお話を聞かせていただくことで、受験生活の心の支えになりました。大学では体操部に入部し、週5で活動しています。初心者なのでわからないことばかりですが、次第に多くの技ができるようになってきました。

今の目標は、体操の公式戦に出ることです。また、秘書検定の資格を取得するための勉学にも励んでいます。薫英の魅力は、ネイティヴの先生がたくさんいらっしゃるため、本格的な英語を学べることです。また、ニュージーランドからの留学生も毎年来てくれ、外国の友達と共に学び合うことができる環境も嬉しいです。薫英は、自分が「がんばりたい」と思うことに取り組むことができ、それを応援してくれる仲間がいて、努力してる姿をきちんと見てくれる先生がいる場所だと思います。

VOICE 10:吉田 美咲さん

友達も先生も特別な存在

人のつながりを大切にする薫英

進学先|立命館大学 国際関係学部 国際関係学科

2017年卒業(現:国際科 国際特進コース)

中学2年生の時、留学前と留学後で“ 英語力がどれだけ伸びたか” のインタビュー動画を観て薫英を知りました。初めて動画を見た時に、「こんな風に英語を話せるようになりたい!」と強く思ったのが志望動機です。入学前は、女子校に対して怖いイメージを持っていました。しかし、毎日友達と一緒に講義や小テストなどの勉強をすることができ、悩みも共有しながら学ぶことができたので、楽しい学校生活を送ることができました。英検学習においても、学校で筆記試験から面接試験までしっかり対策があります。「一人で勉強しない」というモットーのもと、友達と一緒に勉強を頑張れる環境がしっかりと整っている学校です。高3になっても、受験に向けての学習制度があり、その手厚いサポートのお陰で大学受験も合格することができました。薫英で学んだ“何事にも妥協せずに取り組む姿勢”は、私にとって大きな学びのひとつです。

大学では、フィリピンの漁村に年2回出向き、ホームステイを通して現地の方との交流をメインに行っている「国際交流団体BEPPINE」というサークルに入っていました。すべて自分達で考えて行動するサークル活動だからこそ、学校生活のかなりの時間を費やしましたが、とても充実した毎日を送ることができました。最後に、「薫英とは?」と聞かれたら、私は迷わず「人」と答えます。いろいろな経験を一緒にできた友達は特別な存在となり、先生方もいつも近くにいてくれます。そんな、とても相談しやすい環境が薫英にはあります。

VOICE 11:岡村 真弥さん

責任感がみについたクラスのまとめ役

私の今があるのは薫英のおかげ

進学先|関西大学 商学部 国際ビジネスコミュニケーションコース

就職先|エン・ジャパン株式会社

2015年卒業(現:普通科 英語進学コース)

行事に全力で取り組むこと。私はそれが、薫英の一番の特徴だと思います。決めごとをする場面ではクラスの意見が割れることもあり、一人ひとりに寄り添いながらも全体をまとめることは本当に難しく、困難の連続でした。しかし、全員でひとつの目標に向かって走り続けた後は、クラスのみんなで泣いて、全員がお互いを称賛し合いました。結果も大事ですが、それはひとつの事象であり、それまでの過程が大事であることを行事から学びました。また、クラスの役員として3年間、常にみんなの前に立ち続ける責任感や、クラスをプラスの方向へ導くために何をすればいいのかを考え続けました。その結果、今では何事にも前向きに捉えることができています。

大学では、“英語×ビジネス”を学ぶという自分なりのテーマを掲げ、大学3年時にシンガポールで現地企業の役員陣にゼミの研究結果の発表・ディスカッションを行いました。貴重な経験は大きな自信につながり、今に活かせています。私の将来の夢は、全力で社会に必要とされる人材であることです。「個」の力を今の会社でしっかりと身につけ、どの会社に行ってもどの国に行っても必要とされる女性になりたいです。 そのために、今はたくさんの壁にぶち当たりながらも、一つひとつの壁を越えて突き進んでいます。薫英は、勉強・役割・留学・イベント・部活など、自分がやりたいと思ったことに全力で取り組ませてもらえる環境を、先生や仲間が作ってくれる学校です。