【ニュージーランド、カナダへ留学中の生徒の皆さんへ】1学期が終了しました。

2020/8/08

皆さん こんにちは。本校では、今日(8月8日)で、やっと1学期が終わりました。

2月からコロナウイルス感染症のため、普段の学校生活ではなくなり、いろいろな行事も中止や延期になる中で、6月15日にやっと、1年生とその保護者の方のみでなんとか入学式を実施できました。

その後、感染症が収束に向かうのかと思いましたが、反対で現在も拡大傾向にあります。

ここで、皆さんにお願いがあります。この間ずっと、みんなの命を守ってくれている医療従事者の方々、そして日々の生活を支えてくれている多くの方に感謝込めて拍手を送りたいのです。今いる場所で、少しの間、拍手をしてください。

もうひとつ、みんな今日までよくがんばりました。ニュージーランド、カナダでがんばっている薫英生の仲間に、そして自分に拍手をしましょう。 ありがとう。

まだ、コロナウイルスは収束していませんが、8月末からも感染症対策をしながら、できるだけ普段に近い教育活動を行っていきたいと思っています。

今年は当初9月11,12日に行う予定であった文化祭は例年とは異なり、9月20日に「薫英フェス」の名称で、できることを生徒のみなさんと知恵を絞って行いたいと思います。ただ、これも今後の感染症の状況によっては変更や中止があり得ます。

8月6日の文部科学省の発表によると、学校が本格的に再開した6月1日から7月31日までに感染が報告されたのは、全国で中学校53人、高校97人でした。他も含めて全体では計242人が感染しています。経路は親子間などの「家庭内感染」が137人(57%)で最も多く、「家庭・学校以外の活動・交流」31人(13%)、「学校内感染」11人(5%)となっていて、学校が感染の原因になっている割合はとても低いです。

また、学校向けの感染症対策マニュアルでは、これまでできるだけ常時付けるように言われていたマスクについて、学校教育活動においては、身体的距離が十分とれないときはマスクを着用するべきと考えられます。 ただし、次の場合には、マスクを着用する必要はなくなりました。

1)十分な身体的距離が確保できる場合は、マスクの着用は必要ありません。

2)気温・湿度や暑さ指数(WBGT)12が高い日には、熱中症などの健康被害が発生するおそれがあるため、マスクを外してください。…(これは日本の蒸し暑さに関係することです)

3)体育の授業においては、マスクの着用は必要ありません。

今後も普段からできる感染症対策をしてください。

・体温計測して、熱があるときは人との接触を控える、ですから体温計測は続けてください。

・外出時に人との距離が近く、会話をするときなどはマスクを着用。

・3つの「密」(密閉空間、密集場所、密接場面)を避ける。

Flyer of “Avoid the “Three Cs”!”

Closed spaces  with poor ventilation

Crowded places  with many people nearby

Close contact settings such as close-range conversations

・共用の物を使ったり、帰宅したときには手洗い

・スマホ、財布、腕時計、メガネ 外出から帰ったらちょっと拭いておこう(できれば消毒も)

最後に、もうひとつお願いがあります。この感染症はいつ、誰が発症してもおかしくありません。そして人を分断する悩ましいウイルスです。もし、感染した人がいても、「大変だったね」と言ってあげられるあたたかな気持ちをもってください。

日本の各地では感染した人への誹謗中傷や差別が起こっています。コロナウイルスが陽性であった人と接触した濃厚接触者やその家族というだけでも不当な扱いをされるのではないかと心を悩まされています。

ニュージーランドやカナダではそのようなことはありませんか。是非、広い心をもってください。

今年、本校では本当に短い夏休みです。留学中の皆さんはそれぞれ場所は異なりますが、みんな薫英の仲間として精神的に「一人で勉強しない」を思いつつ、地に足をつけて有意義に過ごしてください。私もみなさんとお会いできる日を楽しみにしながら過ごします。

2020(令和2)年8月8日

大阪薫英女学院中学校高等学校  校長 横山 強