高等学校
【高校囲碁部】第48回全国高等学校総合文化祭 囲碁の部 出場
全国高等学校総合文化祭は、全国の高校生による芸術文化活動の祭典です。
総合開会式やパレードからなる開会行事から始まり、19の規定部門と3つの協賛部門で発表・展示・競技などが行われます。全国から約2万人の高校生が集い、約10万人の観覧者が訪れる、国内最大規模を誇る「文化部のインターハイ」です。
開催地は昭和52年度の第1回大会から各都道府県が持ち回り。岐阜県での開催は、昭和59年度の第8回大会以来40年ぶり、2巡目のトップバッターだそうです。
囲碁の競技は男子個人戦、女子個人戦、都道府県団体戦(男女混合3名1チーム)の3種目。各都道府県を代表する高校生棋士たちが岐阜の一大観光地・高山市に集まり、2日間にわたって熱戦を繰り広げます。盤を挟んだ、まさに真剣勝負!プロ棋士による指導対局や決勝戦の大盤解説などのイベントにも注目です。真剣な眼差しが交じり合う熱い会場(飛騨・世界生活文化センター)へ、どうぞご来場ください。
この大会に大阪代表として本校からN.Kさんが出場します。昨日、高山に到着し、本日から熱戦が繰り広げられます。遠方ですので、今、みなさまがいるところから気持ちの応援をお願いいたします。
Nさんが手に持っている赤いお人形は? … 「さるぼぼ」と言います。
<さるぼぼの原型は、貴族のお産のお守り>
江戸時代中期には嫁入りの際にも持たせたり、娘のお守りとして安産や幸せな結婚を願い、さらには子どもに遊び道具として与えて健康を願ったと考えられています。また江戸時代に天然痘が流行り、その頃から赤い色の布を使うようになったと言われています。
<飛騨の方言で「さるぼぼ」は猿の赤ちゃん>
時代が進み、今は岐阜県の飛騨地方でのみの風習となっています。そして、お母さんやおばあさんが娘や孫のために作るさるぼぼが、猿の赤ちゃんに似ていることから、飛騨の方言で「さる=猿 ぼぼ=赤ちゃん」で「さるぼぼ」と呼ばれるようになりました。猿は音読みで【エン】と読むため、「縁」とかけて「良縁」「家庭円満」、また訓読みで【さる】と読むため、「去る」とかけて「病が去る」「災いが去る」というふたつの意味をかけて、現在のさるぼぼとして知られるようになりました。
飛騨高山さるぼぼ屋さんのホームページから抜粋。ありがとうございました。