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【放課後等学習支援】薫英放課後学習支援システム(KAS)の展開

 今年度、中学、高校の全学年を対象に開設した薫英放課後学習支援システム(KAS)。これは、Kun-ei After School Support Systemの略称ですが、薫英のために女子大学生がチームとなって、自習等の学習支援にとどまらず、勉強法や進路、自分の中高時代の経験や現在通っている大学の情報などを伝え、多様な学びの支援に取り組んでいるものです。今回は2学期における高校2年生の例を紹介します。

<My勉強法”発見”プログラム~模試振り返りノート術>
 この日のゴールは、『模試振り返りノート」の作り方を工夫して、効率的に実力&点数UP を目指そう!自分の「模試振り返り ノート術」見つけて、次の模試から実践しよう!』でした。各学年で模試は受けますが、受けっぱなしではなく、しっかり振り返ることが大切です。参加者は活発に意見を発表したり周りと意見交換したりと、楽しく「模試の振り返り」について学びました。特に高2はこれから模試が増えてくる時期です。今後、生かしていきましょう。

<My勉強法”発見”プログラム~暗記術>
 今回は暗記についてです。暗記の仕方は人それぞれ異なります。何事に対しても、自分なりの方法を見つけるのが、中学・高校時代の面白さです。講座は大盛り上がりでした。

<大学体感プログラム>
 他の高2生は1学期に行った「大学体感プログラム」を、12月上旬にカナダ長期留学から無事に帰ってきた高2国際科の生徒対象に行いました。大学生メンターとは初対面だったにもかかわらず、前向きな質問の飛び交う、有意義なプログラムでした。このような機会を大切にして、自分の将来に向き合っていきましょう。

<進路発見プログラム>
 今回は、大学生メンターによる特別イベント「進路発見プログラム」です。このプログラムでは実際に体を動かしたり、質問したりといったアクティビティも取り入れながら、その目標をどう実現するか、がテーマでした。 これらの取り組みが、皆さんが将来を考えるきっかけになればと思います。

 この他に高校1年生でも大学生のメンター「ノート術」について学びました。ノートをとるのは勉強の基本。でも、「なんとなく板書を写してる」人も多いのでは?上手にノートをとることで、効率的に力がつきます。
 模擬授業を聞いて各自でノートを取った後、皆でそれぞれ工夫や効果を話し合いました。大学生のノートを参考にしながら、「授業を思い出す」ためのノートの取り方について考え、今度からこれを実行する、という「宣言」も行いました。最後は大学生と座談会、学業以外の質問も出たりして大学生活をイメージする機会にもなりました。
 3学期、そして次年度もKASを充実していきます。