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【高校バスケットボール部】韓国にはない風景… 「3,540対1」高校生桜子の最後の挑戦(2023.11.13の記事)

 昨年のウインターカップを前にした時期に、高校バスケットボール部が韓国日報から取材を受けました。
 もう半年近く前になりますが、紙面が提供されたので改めてお知らせします。
 韓国スポーツが昔に比べてやや上位に進出できていないなかで、日本では各種スポーツに勢いがあり、若手も育っているとして、両国のスポーツ事情を対比する中で女子バスケットボールでは本校が取材を受け、木本桜子さん、桃子さんのツインズや島袋椛さん(3人とも大阪人間科学大学に進学)と顧問の安藤先生を中心に部活動の紹介がされています。
 記事の中で、安藤先生の話では、「大阪だけでも女子高校チームが200(全国では3,540)あり、日本バスケットボール協会に登録された高校女子選手は5万1,266人に達する。これらをすべて抜いてウインターカップで優勝することは奇跡に挑戦することだ」と説明した。女子高校バスケットボールチームが全国に19個(登録選手148人)だけの韓国がこれまで国際大会で日本と対等に戦ってきたこと自体が奇跡に近いと記事にあります。
 どのチームもバスケットボールをしようとする生徒であふれているので、チーム内の競争を突破するのも容易ではない。薫英女学院のバスケットボール部員は全部で42人。このうち正式な試合でユニフォームを着てプレーできる選手は15~18人だけだ。安藤監督は「試合でプレーできない子供たちにも役割がある」と話した。マネージャーを務めてチーム運営を助けたり、試合を録画して仲間たちに共有する。相手チームの選手データをまとめてくれる部員もいる。スタンドに座って力強い応援で出場選手たちのモチベーションを引き上げてくれるのも部員たちの役割だとも書かれています。
 観客席の応援への熱気も韓国の高校バスケットボール現場とは明らかに違った。この日の試合は全国大会ではなく大阪地区予選だったにもかかわらず、300人を超える観客がつめかけていた。選手たちの親や地域のバスケットボール関係者が多かったが、同年の試合を見ようとする他のチーム選手やバスケットボールが好きな一般の人も見えた。桜子は「インターハイ(全国高校総合体育大会)など全国大会に出ると観客席がいっぱいになる」としながら「その緊張感を乗り越えて競技をするようになれば成長するのに大きな助けになる」と話した。
 桜子に安藤監督が全国大会を控えて最も強調するのが何か尋ねたところ「一人で何とかしようという考えを捨てなさいということとしっかり挨拶をしなさいということです」と返ってきた。
 以上、ご紹介します。うまく伝えられていないところがあるかもしれません。以下にオンライン記事(ハングル)を紹介しますので実際にご覧ください。

 

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